ゴールデンウイークのある日、サロンのベランダに雀がうずくまっていた。
マーガレットの花のそばで、すずめの硬くなった体が横たわっていた。。
そっとすずめに手を伸ばしたら、右翼だけ、一生懸命羽ばたこうとするかのように動き出した。
すずめの小さな命が、動いていた。
タオルをかけてあげて、何とか元気になるようにヒーリングをしてみたけれど、それから10分ほどですずめは本当に動かなくなってしまった。
悲しかったけれど、私の手のひらにいるすずめの顔はなんだか穏やかで可愛かった。
すずめをどうしようと思い彼に電話をしたら、何かあって私のところに来たんだろうから、一緒に公園に行って埋めてあげようよ、と言ってくれた。
夕暮れ時、藤色の花の咲くつつじの下で、二人ですずめを見送った。
すずめのたましいは、今はどこにいるのだろう。
